2011年11月3日木曜日

「慢性関節リウマチ」と「マッサージ」

月刊てあてで、掲載されている『何でもQ&A』

27号に掲載の「慢性関節リウマチ」と「マッサージ」を紹介します。

関節リウマチは、人それぞれ、進行具合によって状態が違い、
手関節の炎症や脱臼がある場合を除けば、マッサージや運動法はとても有効です。
きちっとした医療知識のもと行うことで安心して受けていただけます。

Q.年齢70歳で長年の関節リウマチで手や足に変形があります。
  最近は膝も固まってきたのか歩行も困難になってきました。
  友人から在宅でマッサージを受けてみたらと勧められたのですが、
  「在宅マッサージ」を受けることは可能ですか?また痛みにも効果は
  あるのでしょうか?

A.慢性関節リウマチの患者さまでも、主治医の同意(同意書)があれば、
        在宅マッサージを受けることが出来ます。
  主治医によってはマッサージを行うことで炎症がひどくなったり、骨を痛めるなどの
  理由から、あまり薦めない場合もありましたが、ここ数年は中央在宅マッサージでも、
  多くのリウマチ患者の方が利用しています。

Q.実際のマッサージでは、どのようなことをしますか?

A.まず、マッサージで滞った血液の流れを改善し、縮んでしまった腱や固まった
        関節をゆっくり動かしていきます。
  強い刺激や負荷に気をつけながら、週に1~2回継続して行うことで、
  身体の強張りが改善し、日常生活が楽になると思います。
  すでに骨がもろく進行してしまっても、やさしく揉んだり、擦ったりする
  程度のものであれば疼痛や疲労回復作用があります。
  多くの方は、痛みを我慢して辛い思いをしています。
  マッサージで少しでも疼痛が楽になってもらえれば幸いです。

※在宅マッサージについては、「中央在宅マッサージ」に是非ご相談ください。