2012年6月4日月曜日

認知症そっくりの「老人性うつ病」とは?

月刊てあて 6月発行の34号で掲載されている

『何でもQ&A』を紹介致します。

うつは脳の「元気」が失われてしまう病気。
認知症そっくりの「老人性うつ病」とは?

Q.近所に住んでいる母親(69歳)が、
近ごろ気持ちが塞いだり、身なりを気にしなくなり、
一日をボンヤリ過ごすようになりました。
3ヶ月前に父親が亡くなったショックかと思っていたのですが、
同じ話を繰り返したり、探し物をしていることが多いので、
もしや認知症かと心配です。東久留米市Y・Kさん(33歳)


A.アルツハイマー病など認知症
うつ病はとても似た症状があります。


うつ病の原因はいろいろですが、
お年寄りの場合「喪失感」がきっかけとなることが多いといわれます。
気分が落ち込み、興味や意欲を失い、記憶力が低下したり、
判断力が失われたりするために、認知症と間違われやすいのです。
うつ病への対応は、一般的にはよく休養をとること、がんばらせないこと、が原則ですが、
高齢者の場合、それだけでなく、からだの症状のケアや生活の支援など、細かな支えが大切です。

マッサージでお母さんとコミュニケーションをとってみるのはいかがでしょうか。
血流も良くなりリラックス効果もあります。


月刊てあて34号掲載「Q&A」